ホイットモア大統領

少年探偵団 鉄塔の怪人のホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

少年探偵団 鉄塔の怪人(1957年製作の映画)
3.8
「最強の、逆襲 “アベンジ” へー。」
遂に二十面相との全面戦争が勃発する第二部。

前作でチラ見せだった “かぶと虫” が大挙して登場。そもそもなんでかぶと虫なのか不明だけど、動き方が可愛くて微笑ましい笑

そして、ようやく(笑)判断がつくようになった小林少年も過去一の活躍を見せたり、明智先生と二十面相の一騎討ちがあったり、集大成的な作りとなっていました。

『二十面相の悪魔』(前作第二部)同様、クライマックスは明智先生 with 警察軍団との銃撃戦が展開されるんだけど、そのかぶと虫の前に捉えた少年探偵団を括り付け、銃撃の盾にする二十面相の変わらない鬼畜さもたまらん!笑

てか二十面相、いつの間にか「鉄塔王国」なるものを築いていた笑笑

極め付けは、新宿TOHOのゴジラのようなトンデモギミック!
原作を知らない人にとっては(1作目からかもしれないけど笑)、「はあ!?」と思うかもしれないが、個人的にはあの幼少期にワクワクした活字がちゃんと実写化されたことへの嬉しさが勝りました!!!

でも、これに関しては製作年的に『ゴジラ』がヒットしてすぐだから、東映さんが便乗した気がするんだよね笑
第一部でも少年探偵団の間で話題になってたし。

てなわけで今回見たシリーズの中で1番面白かったんだが、このスコアはさすがに低過ぎると思うよ…ということで俺が爆上げするしかねえよなあ!?