ピロシキNo10

ジョヴァンニのピロシキNo10のネタバレレビュー・内容・結末

ジョヴァンニ(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

直接、ルネッサンスの終焉に結びついたであろう、教皇軍のリーダー、メディチ・ド・ジョバンニの死亡の経緯。

新型兵器の最初の犠牲者。

一騎討ちの時代にも関わらず、味方が横流しした新型大砲で撃たれて、その傷が原因で死んでます。

で、その後は大砲で人を撃つのはナシになった、と言う落とし方。

勝ち進んだ帝国軍は、飢えているのも加わり、ローマ劫掠へと。

その後の凄惨な事件にはほぼ触れずに終わる、割と好きなパターン。
予兆モノ、と言うべきか。

娯楽性が極端に抑えてあり、相当に乗りづらいです。修行のようでした。

とは言いつつも、画面が極端に良いので、気を散らしながらも完走。

慣れてしまえばスルメ映画かも。