みきわめとおる

十戒のみきわめとおるのレビュー・感想・評価

十戒(1956年製作の映画)
3.9
少年時代、なぜかチャールトンヘストンが大好きだった。
1975年の、センサラウンド方式で映画館が揺れてるように感じる「大地震」くらいしか観てないのに。

「黒い絨毯」という、1954年の人喰い蟻(あり)と闘うヘストンも観てたな。

あ、違う。なんといっても少年時代のスーパー衝撃映画、「猿の惑星」を観たからヘストンにはまったんだった。
ラストシーン、何も知らんと観たからそりゃビックリしましたよ。
で、この「十戒」のヘストン。1956年やから「猿の惑星」1968年の12年前やけど、
ヘストンの裸で拉致された姿、全く変わってないのだよ。

マイケルムーアに、「ボーリングフォーコロンバイン」で、豪邸にアポ無し突撃訪問されて、当時全米ライフル協会会長だったヘストンはタジタジになってもうたけど、、、。

でも、ヘストンはジョンウェインと違って
タカ派というのともちゃうねんな。

一生おんなじ奥さん大切に生きた誠実男であったし。
十戒、旧約聖書の世界やけど、やっぱり奴隷がいて、モーゼ(ヘストン)が奴隷解放して、何千年経っても人間のやってることは
変わらんのやね。