どど丼

十戒のどど丼のレビュー・感想・評価

十戒(1956年製作の映画)
4.3
3時間40分に渡るモーゼの生涯、何とまぁ壮大な……。海が割れた時の感動たるや、1956年にどうやって撮ったん?笑 話自体はある程度知っていたが、これだけ豪勢に映像化されちゃうと言葉も出なくなっちゃうな。セットや衣装・美術、どんだけ金かかってんだ。

ネフェルタリが狡猾な悪女っぽくて根は善人気質な所もあってそれを抑圧されつつもやっぱり悪女っぽいのめっちゃ良いな、彼女が一番人間らしい。チャールトン・ヘストンはこの後にベン・ハーやってんだよね、救世主背負わされすぎでしょ、オーラがレベチ。

これが教義の一つと考えるとそりゃユダヤ教徒やキリスト教徒の信仰度合いも高くなるよなぁと思いつつ、ブラック企業批判でもあるな〜とか宗教抜きの日本人っぽい視点で見ても結構面白かったり。宗教と映画の歴史を垣間見れた。
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