Anna

リアリティ・バイツのAnnaのレビュー・感想・評価

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)
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大学生の今観れてよかった。90年代、等身大の若者たちの姿を画質の粗いビデオカメラが映し出す。時代が違えど、彼らの悩みに共感できるところがたくさんあった。特に「人生を俯瞰で見ると無意味にしか思えないから、日常生活での小さな幸せに焦点を当てて生きている」という考え。マクドナルドのチーズバーガーは確かにおいしいよね。社会に出たら、自分の本当に思うことと現実との間の妥協点を探しながら生きていかなければいけないなんてつまらないなと今の自分は思ってしまう。歳を重ねるとこの映画を観て感じることもきっと変わるのだろう。
90年代の音楽、ファッション、ウィノナライダーとイーサンホークの美しさを堪能できた。
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