タナダユキ監督が描く高田渡の音楽ドキュメンタリー。
僕が初めて高田渡を知ったのは真心ブラザーズが「自転車にのって」をカバーしてるのを聴いた時だ。
自転車にのって ベルをならし
となりの町まで いやなおつかいに
そして帰りにゃ 本屋で立ち読みを
日が暮れてから おうちへ帰る
自転車にのって 自転車にのって
ちょいとそこまで あるきたいから
「自転車に乗ってるのに歩きたいってどういうこと⁉︎」と凄く斬新でした。
それから高田渡や友部正人とかも聴きだすようになりました。
根底はかなりパンクなんですよね!
本人は普通に下町にいる昼間から呑んだくれてる爺さんなんだけど、そのまんまのテンションでライブするんだから流石です。
柄本明が「あの人の欲は沢山あるんだが、欲の場所が違う」って言ってたのが印象的。
インタビューは少なめでライブ映像がたくさん観れるので、たっぷり浸れます♫
できれば「自衛隊に入ろう」も聴きたかったなー。