映画は遠い過去のはなし

四万十川の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

四万十川(1991年製作の映画)
3.7
◎これは「鉄塔武蔵野線」「絵の中の僕の村」同様、けっこう印象に残っている作品。少年の視点、夏の思い出、成長、日本の原風景だったり共通点が多い。

◎昭和30年代の四万十川の大自然。小さな食料品店を営む一家の母。父親は出稼ぎ。5人の子供達。1人の少年(次男)の目を通して描かれる生活模様。
学校でのイジメ、伊勢湾台風の被害、高度経済成長期における人々の暮らしの変化。

◎昭和30年代の暮らしぶり、衣装、セット、アイテム等の再現。子供達の演技でない演技、淡々と物語が進行していくところがまた素晴らしい。

ジャケ写なんで無いの?付けて欲しい。