うどん

ボルサリーノのうどんのレビュー・感想・評価

ボルサリーノ(1970年製作の映画)
3.6
父のススメにて鑑賞!

ベルモンド、かっこええ…。

恥ずかしながら、初めてのアラン・ドロン作品。そして、当時フランスではベルモンドの方が人気だったと両親から聞いたものの、同じく今作で初めまして。最初登場したときは「アラン・ドロンの方が色気すごいじゃん…」と不思議だったが、物語が進むにつれてどんどんカッコ良く見えてきてびっくり!

ストーリーとしては、ギャングの世界で2人がのし上がるというもので、陽気な音楽とテンポの良さで、あっさりとした125分だった。2人の出会いといい、コンビ感といい、信頼するベルモンドに見せるアラン・ドロンの笑顔といい、2人の友情を存分に堪能。2人の個性が違うのもまた良くて、私はベルモンド派。ただ、アラン・ドロンはただイケメンなだけではなく、しっかり表情だけで物語を魅せられる俳優さんなんだな、と思いました。いつの時代なんだと思わせる色違いの水着姿には笑ってしまった。

ギャング映画としとは、どこかコミカルな感じで拍子抜けしたけど、ラストには驚いた!公開当時に父が泣いたのもわかる。お互いの未来を決断したベルモンドのカッコ良さ、そしてラストの姿といい、全部ベルモンドが持ってちゃった。
アラン・ドロン作品で気になるものはたくさんあるが、ベルモンド作品を見たくなってきたぞ。
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