ゲスい大臣
ドイツが東西に分かれていたころの東の方の話。相互監視の窮屈な社会では権力を握った者が暴走するという共産主義の特性をよく表したストーリーであった。特に一番上の大臣のゲスっぷりが際立つちん…
もっと難解かと思いながら観始めましたが、情報量はちょうどよく、ラストもじんときました。
本筋からは話がそれますが、
終盤の「民衆が東ドイツを懐かしんでいる」という台詞(一字一句正しくはないです)に…
主人公の心情の変化から人為的な物を感じてしまった。というのも、社会人の上層部、ましてや国家保安局の局長ともなる人間が易々と人情に心が流されるとは思えず、動機として腑に落ちなかった。
持論だが社会とは…
ドイツ映画ってほとんど見たことがなかったけれど、とても上質な映画でした。盗聴している主人公(になるのかな)の表情がほとんど変わらず、でも内面は揺らいでいるのが伝わります。東ドイツの徹底した管理社会を…
>>続きを読む© Wiedemann & Berg Filmproduktion