善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

つよ

つよの感想・評価

4.0
冷静時代の東ベルリン。
反乱分子を監視する保安省。
美女を恋人に持つアーティストを盗聴する事に。
最近の出来事。
終わり方も良かった。

冷戦崩壊間際の東ドイツが舞台の作品。
シュタージと呼ばれる国家保安省のヴィースラー大尉が、反体制の疑いがある劇作家ドライマンと同棲する舞台女優クリスタを監視し始めるも、彼らの生活に触れていくことで心…

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Ryoko

Ryokoの感想・評価

4.5
最後に涙。でも、やはりやり切れなさは残る。隣人同士でも監視しあう旧東ドイツの閉塞感がよくわかる映画。

魂を揺さぶられる傑作。
芸術が思想をも凌駕するなどという言葉も陳腐だと思える重厚な映像の叙事詩。

東西ドイツ分裂時代の東ドイツ。
自由な表現を渇望する舞台監督のドライマン。
彼は、反体制活動家の…

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心

心の感想・評価

4.5

最初から作品にグッと入り込めて
観てるテンションも自然と作品の中の人達に近くなってた
この時点でまず良い感じ
んで例の演奏で涙しちゃうヴィースラー
え…って思ったけど
その後すぐのエレベーターでの子…

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よき映画よね。
見入ってしまう。
主人公の心の移り変わりの様を絶妙にみせてくる。盗聴が、孤独な彼の心の拠り所になっていくのか。。
ラスト、グッとくる。


ちょっとSPY×FAMILYを思い出してみたり。
とても良かった
静かで淡々とした中に
ハラハラさせられる緊張感

終わり方オシャレかよ
saskia

saskiaの感想・評価

5.0

反体制の疑いがある劇作家・ドライマンとその同棲相手を監視していたヴィースラー大尉のお話。

淡々としているから苦手な人もいるかもしれないけど、ヨーロッパらしくて私は大好き。

これほど登場人物に感情…

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昔ベルリンの壁があった事を思いだした。
そんな時代があったことを忘れていました。
1984年ドイツが東西に分断されていた当時の東ドイツが舞台の話。

反体制を盗聴するような社会だからか前半は淡々と話…

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