ようこやまもと

善き人のためのソナタのようこやまもとのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.8
善き人のためのソナタ、この曲を本気で聴いた者は悪人になれない。なんて哀しくも美しい調べだろう。人間はもっと自由で愛に満ちてて悲哀も苦悩もひっくるめてありのまま生きて良いのに、それができなかった時代で響くこのメロディが心を打つのは当たり前だ。
冷戦後17年たってようやくシュタージの実情、人間のリアルに迫る作品が作られた。歴史的にも重要で重みがある。
静かに心が震える名作です。泣いたわ、、。