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善き人のためのソナタのdebbyのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.4
■東西ドイツ時代、ある盗聴任務をきっかけに主人公の心が揺らいでいき、、というストーリー

■色々なクソ邦題や良邦題がある中、これは原題よりも邦題が良くなっちゃった秀逸邦題です

■映画は全体的に静寂感のある雰囲気で、主人公もロボット並みに無表情でザ・ドイツ人みたいな人間です。
なんだけど脚本や演出が丁寧なので、心の動きは自然と読み取れて凄く面白かったです。

■あとやはりこの映画の余韻や面白みを1番感じるのはラストのセリフですね。
このたった一言のセリフで、一気に余韻が増して自分の中で「映画っていいなぁ」という充足感が満ち足りていくのを実感できて、映画の良さを改めて感じさせてくれた作品です。
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