反体制の疑いがある劇作家とその恋人を監視(盗聴)する大尉
ベルリンの壁が崩壊するまでを描いたスリラー。
世の中にはお化けや病気の他にこういった時代背景という怖さがある事を改めて痛感し、それと同時に"人情"とは何かと再確認させてくれる作品だった。
国に背いたとしても、人としての道を踏み外さなかったヴィースラー。時代に揉まれ、生きたいように生きることができなかったドライマン。
そんな2人を待ち構える素晴らしすぎるラストに思わず唸らせる。
演技も音楽も全てが素晴らしい一級映画だった。オススメ。
__________________________________
[この映画のBest俳優]
ウルリッヒ・ミューエ
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆