信頼できない語り手(Unreliable narrator)とは、主にミステリー分野に用いられる叙述トリックとして広く知られているものであり、たとえば1人称の語り手によって展開される筋立てをミスリー…
>>続きを読むカズオ・イシグロ原作ということもあって文学的な薫りのする作品だった。
貴族の屋敷に使える執事とメイド。2人の惹かれ合いながらもくっつかない絶妙な関係性がとても良かった。終盤のバスの手を離すシーン、…
このレビューはネタバレを含みます
いい映画だと思う。原作未読だが物語が淡々と進む感じもいい。
一方、アンソニーホプキンスの献身的な執事という役柄は、現代の時代からみると、理解できる範囲を超えてるというか、その生き様の美学的な価値をそ…
人生には戻れない時間がある。過去ばかり見ていても仕方ないのだが
『わたしを離さないで』もそうだったけど、原作が完全に一人称の所謂信頼できない語り手による叙述トリックなので、映像化してしまうとミステ…
原作未読。品の良さが映像化された作品からも伝わります。
アンソニー・ホプキンス演じる老執事の回顧録。主にお仕事日記 時々恋愛。
職業柄なのでしょう、常に裏方であり慎ましく控えめながらも職場の秩序を…
やせ我慢も美徳、滅びの美学、といった感じ。
お屋敷の主とナチスの関わり、原作だともっと掘り下げてそうだから読んでみたいなー
アンソニーホプキンズの演技が素晴らしい。エマトンプソンの役は美人って表現さ…
仕事に人生を捧げられる、これが羨ましくて仕方がなかった。人生をかけて務めたいことがあるってなんて素敵なんだろう。
みんなのいう「幸せ」を経験せずに(自ら避けているけど軽視していた訳ではないのが辛い)…
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