午前十時の映画祭にて。器用で不器用な男の話。カズオ・イシグロのベストセラー作品が原作ということでとても気になっていたんですが、かなり面白かったです。原作も気になりますね。
2つの時間が同時進行し、…
カズオ・イシグロ原作ということもあって文学的な薫りのする作品だった。
貴族の屋敷に使える執事とメイド。2人の惹かれ合いながらもくっつかない絶妙な関係性がとても良かった。終盤のバスの手を離すシーン、…
最後の何気ない夕暮れが一番いいとみんな言うそれを待つって言葉
好きだって分かったのに結婚せずに数年経ってから会うってどんな気持ちなんだろう長い間一緒に過ごした人と再会してももう一生会わないと思いなが…
いい映画だと思う。原作未読だが物語が淡々と進む感じもいい。
一方、アンソニーホプキンスの献身的な執事という役柄は、現代の時代からみると、理解できる範囲を超えてるというか、その生き様の美学的な価値をそ…
このレビューはネタバレを含みます
1993年。
ヘリテージ映画の代表的な作品。
オックスフォードシャーに領地を持つ貴族のダーリントン卿に仕える執事スティーヴンスの1935年と1948年が描かれる。
アンソニー・ホプキンス演じる…
人生には戻れない時間がある。過去ばかり見ていても仕方ないのだが
『わたしを離さないで』もそうだったけど、原作が完全に一人称の所謂信頼できない語り手による叙述トリックなので、映像化してしまうとミステ…
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