善き人のためのソナタに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

寂しくて、苦しい時代の真面目な作品だった。
こんなにも自由が許されなくて、いつも国家に捕まるんじゃないかとビクビクして生きている。あるのは死だけ

芸術家が潰される、と言うことは、芸術は停まる、衰退…

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旧東ドイツ、シュタージの監視社会がリアルで、一般市民の窮屈な暮らしぶりが想像できた。ヴィースラーの人生は幸せそうには見えないけど、あの時行動できたこと、それが伝わったことで報われたんだ、と思える結末…

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goslinK

goslinKの感想・評価

3.6

東ドイツで反体制疑いの作家を盗聴をしていくうちに心動かされ、こっそり国家に背き作家を救うおじさんのお話し。

気球で西側に脱出する映画を思い出した。

生きづらい時代の東ドイツの物語は辛いものが多い…

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soogle

soogleの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ドイツの人にすすめられた、東西ドイツ時代を舞台にした映画。寡黙な男の良心が出る映画。ソナタの音に染みるがなぜそうしみたのか?

★東ドイツの秘密警察が、ある劇作家を監視している。革命の尻尾を掴もうと盗聴する中、彼らの生活が聞こえてくる。

◯本当にこの東西ドイツの状態、現実だったんだから、何よりも恐ろしいわ

◯イェルスカの…

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桃子

桃子の感想・評価

4.0
長い間観られなかったから、期待が大きすぎた作品
ドイツ周辺のこざっぱりして少し寒々しい建物が好き
感動した。

ほんの数年前の東ドイツ。ゴリゴリの体制側の大尉が、ピアノ曲で涙をスーっと流すところで鳥肌がたった。

ラストも見事。

ゲスい大臣

ドイツが東西に分かれていたころの東の方の話。相互監視の窮屈な社会では権力を握った者が暴走するという共産主義の特性をよく表したストーリーであった。特に一番上の大臣のゲスっぷりが際立つちん…

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shiho

shihoの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ラストの、

「ギフト包装は?」

「いや 私のための本だ」

短い言葉にすべてが詰まっているようでとても良かった。
ミコ

ミコの感想・評価

4.8

もっと難解かと思いながら観始めましたが、情報量はちょうどよく、ラストもじんときました。

本筋からは話がそれますが、
終盤の「民衆が東ドイツを懐かしんでいる」という台詞(一字一句正しくはないです)に…

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