劇作家と女優のカップルを反体制の嫌疑で盗聴するシュタージ局員。盗聴器から聴こえる他人の生き方や愛し方に触れが揺さぶられていく。
主人公が『善き人のー』を耳にするシーンは、これを見ている自分自身と重…
東ドイツ。最初のシーンでこの2時間辛いものを見ないといけないのかな…と思っていた。だけど段々とハッピーエンドを期待し、主人公に願いを託す自分が居た。「今回だけは見逃してやる」には思わずニヤけてしまっ…
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体制による芸術への抑圧と、芸術の強さ。どのように展開するのか読めない面白さで惹かれるが、大尉がある意味デウスエクス・マキナ的な存在にも見えてサスペンス・スリラーとしては弱めか。登場人物のドラマとして…
>>続きを読む© Wiedemann & Berg Filmproduktion