このレビューはネタバレを含みます
実は最後のセリフに着地するために製作したんじゃないかと思う作品。
Rear Window にも通じるけど、監視する側、される側の構造はやっぱり面白い。緊迫感も演出できるし、普段見られない人間の日常…
無謀な尋問や盗聴など、非道な任務を遂行する東ドイツ国家保安省
孤独を抱えるヴィースラー
組織に忠誠を尽くしていたが、次第に私欲で動き始める
ドライマンが記録をたどり、直接的な接触を選ばず、本を介…
再鑑賞。心震える善き人への物語。東西ドイツ時代の相反する思想の劇作家と国防大尉。見て見ぬフリをする大尉。感謝をこめ大尉にソナタを捧げる作家。後に本屋で自分への本だと理解するHGW XX7。ラスト素晴…
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『善き人』は元々なにか良い行いをしようとしてたわけじゃないことが多く、ほとんど衝動的に行っていたという記録があるけど、その典型例のような人👀
逆に社会主義を守ろうとする人もその時の自分の正義と社会の…
ラストがあっけなかった。粋だな。
瞬間湯沸かし器の様な幕引き。
あのソナタを聴いた時、それまで閉ざしていた感情、人間味が開けてしまったのかな。
どんな仕事でも人は救う事ができる。
どんなに酷い時代…
ナチスの後は、社会主義か。
冷たい空気感、張り詰めた緊張感、色の無い世界、
国の在り方とはだれが決めるのか、国民じゃないのか。
壁が崩壊した時、こちらまで嬉しくなった。
当時の人の喜びはいかばか…
ウルリッヒ・ミューエ… 孤独な密室で盗聴してる最中に聞こえてくるピアノ演奏で、あんな大粒のNaMiDaポロリとこぼす、根があまりにも善すぎたミューエ。
もう少し早く心を通わせていれば、もう少し早く…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion