東西ドイツの時代。血も涙もない東ドイツの諜報員が反乱阻止のために、ある作家を完全監視する話。これだけ言うとただの胸糞悪い映画ですが、そうではないのがこの映画。諜報員が盗聴していくにつれて、作家に感情…
>>続きを読む1989年11月ベルリンの壁崩壊。この東西冷戦の象徴に人々がよじ登り、ハンマーや何かを手に、取り壊そうとする姿がテレビに映されていたとき、僕は15歳で、高校受験を控えながら不思議なものを見るような気…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人は全く自分が認知していないところで、他人に助けられていることが結構あるのかもしれない。
舞台はベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。
主に四人の人間のそれぞれの思惑が交錯し、まさに運命の悪戯としか形容の出…
すごく静かな映画なのに、最初から最後までずっと引き込まれる。
淡々としてるがずっと良いので、なんか感想が書きにくい。
ラストシーンは本当にじーんと来る。
ものすごく良い余韻を残して終わる。
細か…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion