北から南まで、日本列島に住む様々な生き物の、四季を通じ子供の成長を捉えたドキュメンタリー作品。
歳をとるに連れ、自然に対する憬れが強くなってきている今日このごろ。
それはもしかしたら自分が自然からかけ離れた所で生活をしているからなのかもしれません。
人間は自ら進んで自然から離れた生き方を選びますが、やっぱり人間も動物、本能が還る場所を求めているような気がします。
この世には“美しい”とされるものは沢山ありますが、自然ほど美しいものはないと感じていますし、そこにある過酷さや残酷さも含め愛おしさと憧憬の念を抱かずにはいられません。
自然は本当に美しくて素晴らしい。
ですが、日頃人間はなんと醜い生き物だろうと感じてしまう事が多々あるのですが、自然の過酷さや残酷さを通して人間という生き物の良さを感じる部分もあったのは自分にとってはとても意外でした。
それは同時に、人間も自然のサイクルの中にちゃんと居れてるんだという喜びを感じさせてくれるものでもありました。
もう少し歳を重ねたら、もっと自然の近くで生きていきたいなと思います。