極楽蝶

喜劇役者たち 九八とゲイブルの極楽蝶のレビュー・感想・評価

2.5
昭和のストリップ文化を記録した(ドキュメンタリーではないけど)貴重な作品ですねぇ!!
この作品はストーリーよりも苦楽芸振(タモリ)の個性的なコメディとそれを見事に受け止める芸利九八、別名港金一(愛川欽也)が際立っていますねぇ(笑) それと今では日本の文化のレッドリストに入っているストリップ文化が観れることが良いですねぇ(笑)
冒頭のシーンで港金一がストリッパーのラビアン・ローズと港町の小さなストリップ小屋に行くけど、ストリップが最盛期の頃には全国津々浦々にストリップ小屋があったなんて今では信じられないけどねぇ!! ストリップ小屋では、踊り子さんの踊りだけでなく、踊り子さんと踊り子さんの間をつなぐためのコメディアンがいたとは聞いたことはあるけど、この作品を観ると、それだけでなく脚本家の卵もいて、踊り子さんとコメディアンの寸劇もやっていたようですねぇ。
う~ん、ストリップ文化は奥が深いなぁ!!
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