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鷲と鷹のtjZeroのレビュー・感想・評価

鷲と鷹(1969年製作の映画)
3.5
リー・ヴァン・クリーフ&ウォーレン・オーツという、数々の作品で脇役や悪役を務めてきたシブい個性派ふたりが主演。
こういう場合、①大スターが出ていないからさびしい、と思うか、②縁の下の力持ちに活躍の場が与えられてうれしい、と感じるかで楽しめる具合に差が出る。
当然自分は②の立場。ふたりとも好きな役者だし。『夕陽のガンマン』や『ワイルド・バンチ』での印象も強烈だった。
話は思いっきり地味。開拓者の村人たちとならず者の集団とが川を挟んで対峙し、唯一の交通手段であるはしけを奪い合うというささやかなモノ。
ただまあ、シブいふたりの舞台としては妙にマッチしていて、思いのほか楽しめた。町内の運動会なのに意外と盛り上がっちゃった、みたいな感触。
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