鈴木則文監督作。
志穂美悦子演じる女レーサー矢代忍は海外航路船長の麻薬密輸の冤罪を晴らすため、秘密機関の工作員として父が獄死した刑務所の看守とその背後の巨悪に接近。
道着姿の多い志穂美悦子がレーサー、お茶汲み婆さん、男装、シスターと七変化を披露。志穂美版チャーリーズ・エンジェルかと思いきやクライマックスで「ある時はお茶汲みの・・、またある時は・・」の台詞。女多羅尾伴内だったんですね。新しい酒を古い袋へ注ぐ東映の得意技ですな。
巨悪の政治家役は天津敏。趣味は熊の着ぐるみ姿で女性を襲うことって何それ。マッハ文朱も本人役で登場。父親はマムシ料理店主でマッハもマムシ酒飲んでパワーアップって笑うしかありません。ヒット曲「花を咲かそう」も披露します。
東映テイストいっぱいの娯楽作。