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彼女が消えた浜辺のcamusonのレビュー・感想・評価

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)
3.5
夫婦3組くらいに、独身の男女1人ずつを加えたグループで、
独身男女をくっつけるための企画として、
リゾート地への泊りがけの旅行に出掛けます。

浜辺での、あるハプニングを機に、
メンバーの女性1人が行方不明になっていることに気づき、
残されたメンバーが右往左往するというお話です。

序盤での親しい者同士での旅行の楽しい雰囲気、ふざけあい、
中盤でのハプニング時の緊迫感、
失踪後の、疲弊、後悔、思惑のすれ違いなど、
役者は皆よく演じていると思います。
また、映像の撮り方もうまいです。

配役については、
女性が、お互い違う人種かと思わせるくらい、
違ったタイプの美人が揃っていて、
独身の一番若い女性は、ガッキー並にかわいいっす。
(↑ガッキーって言いたいだけちゃうんかと)

それに比べると男性陣は全体的にむさくるしい感じですが、
白人っぽい顔立ちの人が多い気がしました。

さて、中盤までは、非常に良質な映画の雰囲気が感じられ、
期待感が高まっていくのですが、
中盤のハプニング以降、
大の男たちが、バレーボールで遊んでいたという落ち度が、あまりに大きすぎて、
悪いことが重なったとか、そういうレベルじゃなくなっています。
登場人物達が、その落ち度がないこととしてふるまっているのも驚きです。

このおかげで、その後も一展開あるのですが、
すべて瑣末事に思われてしまい、中途半端に終わってしまったように感じました。

いい雰囲気が出ているだけに、ものたりない、もったいない感じがしましたね。
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