内田慈さんがよかった。ブスに見えて可愛かったり、可愛く見えてブスだったり、絶妙な表情(撮られ方)をされる女優さんだと思った。
テーマ設定はなかなか抉られるが、撮り方の問題なのか、あっちもこっちもとっちらかっていて、視点が定まらない。ヒロインが兄弟に寄せる思いもいまいちわからない。その逆も。
途中で奥田瑛二が出てきたのはちょっと笑ってしまった。奥田瑛二だけ急に演技がリアルなので。
なお、現役44歳の女性アイドル(地下じゃないけど)のファンである身としてはドキュメンタリーカメラマンの「(マリンなんて)おばさんじゃないですか」のセリフに深く傷ついたのであった……