大好きすぎる。温かい気持ちになりたいときには絶対に観る。
映画中に出てくるフランス料理のラインナップはそれほど多くはなく、フランス料理を巡る2人の女性の成長物語がメインテーマ。女性の社会進出がまだまだ進んでいなかった時代に生きたジュリア・チャイルドをメリル・ストリープが、現代で妻と社会人を両立しつつ浮かない日常生活に悩みを抱くジュリー・パウエルをエイミー・アダムスが演じている。世界大戦中の混沌とした時代にもかかわらず、明るく生きるジュリア・チャイルドの姿には勇気をもらえる。夫のポール・チャイルドとの甘く幸せな結婚生活も、笑えるしどこかほっこりする。ジュリー・パウエルのおっちょこちょいでせっかちで、でも憎めない姿も愛らしい。なおラストは意見が分かれる。
易しい英語のセリフが多く、ネイティブの日常会話のスピードを感じながら勉強したい人にもこの映画はお勧めしたい。
