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嵐を呼ぶ男のyaotomoのレビュー・感想・評価

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)
3.1
大人の世界。
ネオンが煌めいているオープニングを見ると、終戦から10数年しか経っていないのに、ここまで街が、文化が発展していることに改めて驚く。

福島家の朝のシーンを見ると、テーブルの上にはミキサー、トースト、バターが並んでいて非常にアメリカナイズドされていた。当時の庶民からしたらモダンで、豊かでさぞ羨ましかっただろう。

岡田真澄がとにかくハンサム、美しすぎて正直主役食ってしまいそうな勢いだった。

石原裕次郎演じる正一が、「おらぁスティックするとケンカしてる時みたいにワクワクすんだ、、」と言ってスティックで牢屋の格子を叩いたり、母と口論で家を飛び出したら、深夜に公園にあるドラム缶を力いっぱい叩く。危ないやつであった。

シンプルなストーリーなので、気楽に見れた。
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