がんびーの

マイ・ブラザーのがんびーののレビュー・感想・評価

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)
3.7
初代スパイダーマンが暴れまくる。
トビー怖えよ。もうちょっと笑ってくれよ。

新たな視点での戦争映画。戦地での銃撃戦だけが戦争ではないと改めて実感する。戦地で壮絶な経験をして生還した兵士達が、昔のような生活に戻れるかと言ったらその可能性は限りなく低い。現地で銃を片手に敵を探しているときより、我が家で受け入れられない疎外感の方が辛いのかも。兵士だって、家族だって、彼の兄弟だって、誰も悪くない。悪いのは戦争。

トビーさんの演技力には脱帽。
最後はほんとにドキドキした。

アフガニスタンへ出兵し戦死した兄・サムの代わりに、一家の厄介者だった弟のトミーが、未亡人となったサムの妻・グレースと残されたふたりの娘の家庭に入る。トミーとグレースは互いに惹かれていくが、米海軍からサム生還の知らせが届き…。巨匠、ジム・シェリダン監督が「ある愛の風景」をリメイクした感動作。戦争の不条理によって運命を狂わされた家族の苦悩と絆を夫とその弟の視点から描いた人間ドラマ。
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