とぶとかげ

青い春のとぶとかげのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
3.3
雰囲気は出てるんだけど「高校生活のリアリティ」は「桐島、部活…」の方がより感じたし、「若さゆえの暴力衝動からののっぴきならない感じ」は「ヒーローショー」の方がよく表れてたと思う(観てる間に上記2つの作品を思い出してた)。まあでも、こっちの方が10年ぐらい早いわけだし、そういうある意味完成度の低い荒削りな感じこそが、この作品の魅力のひとつなのかも。
前半と後半で人相が変わる新井浩史がいい。しっかり罪を償って、また演技の世界に戻ってきてほしい。
チバユウスケ追悼とのことで、ミッシェル目当てに観に行ったのだが、音感上映という割には音がショボかったのはご愛敬(上映後にスタッフの方が謝っていた)。でもエンディングの「ドロップ」はちょっとぐっときた( ノД`)…