気味の悪い生臭い青色の春な映画。
優越感と劣等感、孤独、運命、そして高校生独特の虚無感。
青春に感じる全ての感情を乗り越え、苦しみにもがき、散って行った花たちを肥料に生きて行かなきゃいけない。
全て受け止めるな。
自分で自分を騙せ。
器用になれ。
この映画を見て
こう言われている気がしました。
だが反対に、
これらの感情に負けるな!
器用じゃなくたっていい。
自分の感情に素直になれ!
とまるで悪魔と天使のささやきのようにも感じる。
この文のように、青色をした春など、全く矛盾なものである。
青い春を生きる私たちは急に大人になることを強いられるが、それでもいつかやっぱり大人になって行かなきゃいけないのだなと、物寂しさを感じました。
だから今のうちに、青い春を過ごせるうちに、彼らみたいに馬鹿純粋に生きようと思いました。
今のうちにしかそれはできないのだなと私はしりました。