びぎR

海外特派員のびぎRのレビュー・感想・評価

海外特派員(1940年製作の映画)
3.5
2023/1/3に鑑賞。
『第二次世界大戦の直前、アメリカ人記者のジョニーは平和を目指す政治家ヴァン・メアの暗殺現場に居合わせる。』
ヒッチコックによるサスペンス映画。製作されたのが1940年ということで第二次世界大戦の真っ只中。そのため歴史ものとしては?な部分が多かったり、結末が戦意高揚を促すプロパガンダ的だったり、後に作られたものと比べるとその点での完成度は低い印象。しかし純粋なサスペンスとしては登場人物に降りかかる危機やそれからの脱出など、様々なシークエンスはすでに完成されていて現在のものに全くひけをとらない。主人公とヒロインのロマンスはちょっと唐突に感じた。
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