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狼たちの午後のYのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
5.0
アルパチーノの喉大丈夫そう?心配になるくらい怒鳴る、叫ぶ笑
相棒のジョンカザールも素晴らしかった。
銀行強盗なのになんだか平和なこの事件。
この事件の見た目よりもその奥に潜むソニーが発する心の悲鳴、熱狂する群衆、ソニーの家族たち、人質たちの個性 が深くて心に刺ささった。

ベトナム戦争のPTSD、LGBTQへの理解、黒人差別問題70年代の反体制全てがぎゅっと凝縮された素晴らしい作品だと思う。

人々が熱狂して叫ぶシーン、色んな映画に出てくるけど何故か私は毎度目頭が熱くなってしまうのです笑 デモ行進に弱い。
アッティカ!アッティカ!いっしょにシャウトしたい。

この時代の音楽もファッションも文化のなにもかもが大好き。
なによりオープニングのエルトン・ジョンよ。
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