ヒメ

狼たちの午後のヒメのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
4.0
監督 シドニー・ルメット

1972年ny ブルックリンで起こった
銀行強盗事件の実話。

ひきこまれた!

アル・パチーノを見たあとって
しばらくあたまの中
あるぱちーのあるぱちーのあるばちーの
になっちゃう

音楽もないのに人の多さや音にも

ゴッドファーザーのフレドも出てた
共犯のサル役。共犯といっても
銃を持って見張ってるだけで
ほぼなにもしてない(存在感すごい)
さいごまでソニーの
ほんとうの意味でのひとり芝居にみえた

無計画すぎて
人質に突っ込まれる情けない強盗犯は
クレイジーなのに
根は皆んなの幸福をねがう
虫もころせない優しいおとこ

アル・パチーノが演じると
感情移入してしまう
ソニー見るあの
やじうまたちとおなじように

動機は手術代のためだけなのかな
軍隊葬にして、って言ってたから
ベトナム戦争によるPTSDもあるかも
母親の世話をしてた
ヤングケアラーみたいだし

ほんとバカだね、なんだけど
みんな自分のことしか考えてなくて
段々かわいそうになってきた

サルがいきなりFBIに撃たれておどろいた.
頼りなさげだけど人情味感じられる
モレッティ刑事にさいごまで
交渉人をやってほしかったな
あと、エアコンが効いていたら。
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