もはや自分が語ることもおこがましいほどの歴史的作品。
日本人という立場で見ると海外の悪魔観にはあまり共感が出来ないため、なんだかんだ2017年ごろに重い腰を上げてようやく視聴。
だがどうだろう。名作と長く語られるものは、やはりその名に恥じない出来栄えなのである。
園児の頃から親とホラー映画を見続け、すっかりホラー慣れをしてしまっていた自分だが、久々に恐怖を感じた。
言動一つ一つに宿る不気味さと、サブリミナル効果を用いて刷り込まれる悪魔の表情、あまりにも有名すぎるBGM。
全てがこの世界観を積み上げる礎となっており、見事の一言に尽きるものであった。