湯っ子

エクソシストの湯っ子のレビュー・感想・評価

エクソシスト(1973年製作の映画)
4.2
言わずと知れたホラー映画の金字塔。やっぱりすごい作品だった。
「君の名前で僕を呼んで」でのハエが気になったところから、ハエの羽音が印象的だったこの映画のことをなんとなく思い出していて。
今回は、リーガンが病院で検査を受けるシーンが悪魔憑きの状態よりも怖かった…、

カラス神父の苦悩は母親への罪悪感という形であらわれているけど、自身の性志向についての苦悩から生まれているのではないかと思ったりもした。

リーガンの家庭環境や12歳という年齢から、何か精神的なものともとれる状況もあり、でもやはりそれだけでは説明できない現象もある。この匙加減が絶妙。

悪魔よ目的はなんなのだ、なぜリーガンに?どうしてもそう聞きたくなってしまうけど、フハハハハ、意味なんてないのだ!と嘲笑われそう。
湯っ子

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