ベンジャミンサムナー

エクソシストのベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

エクソシスト(1973年製作の映画)
3.0
 新作の予習として通常版を初鑑賞。(ディレクターズ・カット版は鑑賞済み)

 この映画の代名詞とされている″スパイダーウォーク″はディレクターズ・カット版から追加されたシーンであることが衝撃。

 ウィリアム・フリードキン監督はドキュメンタリータッチに定評があり、本作の前に撮った『フレンチ・コネクション』は滅茶苦茶緊迫感があったが、ベッドの上でビタンビタン跳ねる場面や首が180度回転する場面など、要所のビジュアルインパクトは鮮烈なれど本作の淡々とした語り口は緊迫感よりも冗長さが勝ってしまう。