床ずれ

マダムと女房の床ずれのレビュー・感想・評価

マダムと女房(1931年製作の映画)
3.5
画面外から聞こえてくる人の声、猫の声、赤ちゃんの鳴き声、目覚まし時計、ベル、ミシンの音、飛行機、そしてジャズ……。日本初のトーキー映画だけあって音でたくさん遊んでいる。
声がつねに聞こえてきているからこそ、ラストの耳元でのヒソヒソ話における声の不在も強調されるのがトーキーならでは。なんとも実験性に富んだ楽しい作品。
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