超空間コベ

マダムと女房の超空間コベのレビュー・感想・評価

マダムと女房(1931年製作の映画)
4.0
KAVC 神戸開港150年記念上映
~映画初上陸は神戸だった!~
「映画の初めて」集めました より。

1931(昭和6年) 日本映画初トーキー作品。
音飛びや映像の乱れで台詞が聞き取れなかったりするけど、大した話でもないので(笑)、特に問題なし。

脚本家の主人公が仕事しようとすると、天井のネズミや外の猫、赤子の鳴き声、隣のジャズバンド等の騒音が耳に入り、なかなか集中できない。
トーキーならではの、画面外の「音」へのこだわりが感じられるシーンです。

洋服をねだる和服妻。父親をナメた(?)子供。ジャズに感化される主人公。
ラストに流れる『私の青空』。
新しい時代の波を感じさせます。♪
超空間コベ

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