えるどら

スパイダーマン3のえるどらのレビュー・感想・評価

スパイダーマン3(2007年製作の映画)
3.5
シリーズのボーナストラック。4作目が無いのが惜しくてたまらない。

1作目、2作目ほど脚本の出来は高くないけれど、エディやグウェンが登場したり、登場するヴィランも2人いたりとファンには嬉しい本作。

「誰しも間違うことはあるし、誰しも心に悪の心が潜んでいる。大切なのはその中で正しい選択を取るための努力を怠らないことだ」みたいなのが本作のテーマで、そう考えるとヴェノムの登場はハマってたのかなとも思う。
欲を言えばサンドマンの話に絞るか、ヴェノム&エディの話に絞るかしてほしかったなぁ。
個人的にはヴェノム&エディの話に焦点を当てて、次回作でサンドマンやればいいのになぁなんて思った(次回作にスパイダー・グウェンを出す予定という前提で話をしている)。

戦闘シーンに関しては相変わらず文句なし。
VFXの技術も進んで、どんどんカッコよく、印象的な戦闘シーンになっていく。
ヴェノムを鉄パイプの檻に捕らえるシーンは忘れられないね。

ライミ版スパイダーマンを締めくくる最終作は、どっちかというとボーナストラックみたいな映画だった。
ピーターとハリーの共闘とか、有名な新キャラ、ヴェノムの登場などなど。
正直これをシリーズ最終にするのは勿体ないと思うので、今からでも4作ってほしいな…!
NWHで再燃した人も多そうだし、トビー・マグワイアもサム・ライミ監督もまだまだ現役でしょ…!
ここはひとつ、よろしくお願いします…!

スパイダーマン映画はたくさんあるけれど、思い入れも含めてこのシリーズがいちばん好きなので、久しぶりに見返せてよかった。
ありがとう、”親愛なる隣人”スパイダーマン。
えるどら

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