りょうすけ

ハロー・ドーリー!のりょうすけのレビュー・感想・評価

ハロー・ドーリー!(1969年製作の映画)
4.0
「ハロー・ドリー!」

ジーン・ケリーが同名のミュージカルを映画化した作品。主演は「ファニー・ガール」のバーブラ・ストライサンド。

ディズニピクサー作品「ウォーリー」の劇中で本作が登場したことや「オペラ座の怪人」初代ファントムであるマイケル・クロフォードが出演していることもあり気になって鑑賞したが、想像をはるかに超える大傑作だった。

この作品を観ると、ロマンスって美しいなって思うし、美しいロマンスにはミュージカルがよく合うとつくづく思う。どんな経歴や性格の歪みがあっても人間には恋が必要。

物語も然る事乍ら、この時代のミュージカルらしさが溢れる圧巻のダンスシーンに魅了される。ジーン・ケリー自身は出演していないものの、しっかりと彼の作品であることを感じさせる様なダンスシーンに2時間半の中で必ず3回は魅了されると思う。

踊っているところを初めて見たクロフォードとあまりにも脚が長すぎるイケメン、トミー・チューンが素晴らしかった。チューンは舞台の演出もしている様であまり映画への出演はないけど、彼が踊っているところをもっと観てみたい。
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