公開:1983年
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:オリヴァー・ストーン
主演:アル・パチーノ
出演:ミシェル・ファイファー
ギャング映画の金字塔『スカーフェイス』を初めて観た。「scar」は「傷跡」、「Scarface」は「傷跡のある顔」の意味になるが、これは実在のギャングであるアル・カポネのニックネームだ。彼の顔にはナイフで切られた跡が3本あった。
本作は1932年公開『暗黒街の顔役』のリメイクで、こちらの原題も『Scarface』である。
170分の大作を観終えての感想。面白かった。アル・パチーノ演じるトニー・モンタナがかっこいい。儲けるほど猜疑心に満ち、孤独になっていく様が描かれている。
トニー・モンタナの最期のシーンが特に印象的だ。悲惨な晩年を過ごしたアル・カポネとは比べようがないけれども。