【全国のマザーファッカー諸君🌍】
これはどう考えてもブライアン・デ・パルマというより脚本を書いたオリヴァー・ストーンの映画になってる。バリバリの殺人肯定映画。
前半のチェーンソーによる殺戮シーンは凄かったが、中盤のパチーノが麻薬漬けになる辺りからテンションが失速した感は否めず。美女役のミシェル・ファイファー、妹役のメアリー・エリザベス・マストラントニオ共々ビッチな感じで総じてGOOD❗️であった。
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』同様に全部暴力で解決する映画で、オリジナル版と比較しやんちゃな労働者がのし上がるストーリーとなっており、不貞腐れたヤンキーみたいな主人公が如何にもストーン印である。
「THE WORLD IS YOURS」の文字が不気味に立ち上がるラストシーンはハワード・ホークスによるオリジナル版『暗黒街の顔役』と殆ど同じで特にオリジナリティは無いかな。今観るとやや風化してる箇所もあるが、ちゃんと最後まで楽しめるマフィア映画の傑作。