このレビューはネタバレを含みます
〈第一部〉
“旅芸人 1400年”
・モスクワへ向かう(白樺の木との別れ)イコン描き
・ハゲ頭に帽子代わりのカップ
・雨
・旅芸人の芸に盛り上がっていた小屋の人々は、雨宿りに訪れたイコン描き…
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タタール人襲来の凄まじい迫力と、序盤のフェイフォンとルブリョフの問答、無知が故に過ちを繰り返し続ける人間の愚かさを責めるフェイフォンと、利用されてしまうだけで無知であることは罪ではなく、日々の苦難を…
>>続きを読む本作は、15世紀ロシアを代表する聖像画家アンドレイ・ルブリョフの苦悩する半生を描く映画として、「動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)」にて構成され、182分ある作品。
オリジナルの完…
第一部はちょっとかったるかったけれど、第二部になってからタルコフスキー特有の長回し映像が高い完成度をもって観客に迫ってきて宗教と信仰、神と人間という難解なテーマなのに最期まで見入ってしまった。
人…
予算減らされた結果このスケールは信じがたい。元の予算どれ程あったのか。
同じ役者が別人演じてたり、前触れなく新キャラが当たり前のように現れたりと、登場人物の出入りや場面転換についていくのがやっとで…
タルコフスキーの映画久しぶりに観たけどすごい映画だったなー
なんか大きくて、大きい映画。
最後は圧巻だったなぁ。
2001年宇宙の旅の木星についてからのシーンを観てるときの感覚に近い気がする。
人…
手塚治虫のブッダを読んだ時と似た感覚があった。宗教、政治、欲望、嫉妬、安寧。ロシアの宗教画家の10年を通して描かれるそれらの複雑な交わりが、物語をとても神聖なものにしていたと思う。同じ人種、民族同士…
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