難しい。
時代背景や地政的な状況、宗教観やその他諸々の知識が自分にはあまりにも乏しく、理解出来ないシーンや描写が多かった。
それでも上空からの見下ろすようなショット、壮大なスケールで描かれる大人数…
画家に降りかかる試練と復活。
アナログでどうやって撮ったのってシーンがたくさん。
泥の汚さや河の水の冷たさが伝わってくるよう。
黒澤明『七人の侍』やタル·ベーラ、『異端の鳥』辺りを連想。
タタールが…
人々から尊敬されていたイコン画家が苦悩と挫折から世捨て人になり、最後は若き日の自分のような少年に出逢い自分を取り戻していく大河ドラマ。時代に翻弄され、描くことを忘れてしまった彼が次世代を知ることによ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
第二部からすごい!
まずタタール人の襲撃シーンが人数の暴力というか、ソ連邦の力を見せつけられてるような感じがした。
そして鐘の工事が描かれるのだが、めちゃくちゃリアル。というか実際に作ったのか?溶…
奪い合うことと愛し合うことの繰り返しが人間の歴史であるなら、人の世は誰のために、何のためにある?諸行無常のなかで、つかの間の快楽の切れ端をむさぼって逃れ続けているのはなぜ?そんな問いの果てにある、同…
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