タルコフスキー・アトモスフェアにて鑑賞。
今年観た『マルケータ・ラザロヴァー』を思い出した。なんだかとにかくすごい。もうすごいとしか言えない。
第2部は黒澤ですね。
第3部の鐘は本当に作ったよ…
このレビューはネタバレを含みます
こちらの想像をはるかに上回ることでおなじみのタルコフスキーさんの初期作品。
序盤で船を漕ぐのもあいかわらず。
ストーリーは説明不足だし、すごい撮影技術で撮った風景を見せたいんだろうから、しょうがない…
難しく長かった…
アンドレイ・ルブリョフの受難を歴史を追って描くのだが各章の年代が結構大胆に跳ぶ。
各年代に起きた挿話の積み重ねという意味では映像版の聖書のような構造を意図したものなのかな?
…
アンドレイ・ルブリョフの前に立ちはだかる圧政。
中世もソ連時代も、現在のロシアも変わらない。
中世のアンドレイの苦しみと、ソ連時代のタルコフスキーの苦しみがオーバーラップする。
支配階級の中で…
タルコフスキーなのにちゃんとストーリーがある。以前ギブアップしたのは、やはりヒゲ問題で😅、彫りの深い顔立ちのフード被った髭の人ばかりで区別が💦。今回は声で区別できました。主役のアンドレイは声が軽くて…
>>続きを読む今まで見たタルコフスキーの作品は非常に美しいが、ストーリーは割と単調というイメージがあった。
しかし、この作品は完全に違って、次々と物語を展開して、3時間の長さでも全く飽きなかった。
戦中の乱世に…
重いが、退屈ではない。
ロシアの歴史は何とも重苦しい。
でも。第二部で少年が鋳型の鐘を作る、というか命令して皆に作らせるシーン、その後泣く場面よかったわ。
ルブリョフのイコンがラスト、カラーに鳴り、…
「死ぬまでに観たい映画1001本」717+155本目
15世紀のロシアの話は、新鮮だな。
まさにヨーロッパの辺境という感じ。
顔立ちがモンゴルっぽいタタール人が出てくるが、この時代のタタール人…
複数の章に分かれており、宗教的な背景をベースにさまざまな寓意を含んだ物語が展開されるが比較的分かりやすく、また美術なども非常に美しく見やすかった。アニミズム的な、火や水などのエレメントに超自然をみる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
本作は、主に15世紀を中心に実在した、ギリシャ正教会の修道士にして、聖像(イコン)画家アンドレイ・ルブリョフの波乱に満ちた人生の一部を描いた物語。
3時間超えの長編作品でモノクロ&カラーで構成され…