キモサベ

紅の翼のキモサベのレビュー・感想・評価

紅の翼(1954年製作の映画)
3.3
ん、「大空港」か?
いえいえ、こっちのが全然先・・・っつーか、本作なくして「大空港」はなかったかと

ホノルル発サンフランシスコ行き旅客機
にエンジントラブル発生っ‼
辛い過去を持つベテランパイロットをジョン・ウェインが演じます 今回は珍しく馬ではなく飛行機に乗ってます
・・・でも主演は、若い機長さん役のロバート・スタックとなっています 
彼、誰かと思えば、あの「アンタッチャブル」(TVドラマ)のエリオット・ネスでした

悟りました
孤立した飛行機という“箱”の中
乗員乗客は偶然に居合わせた運命共同体
・・・それは人間社会の縮図でもあるのかと
そして、それぞれの人が“わ・け・あ・り”・・・それぞれの人生に悩みや不安を抱えています
そんな悩みや不安だって、人間死んじまえばおしまい
映画は『“命”あってこその、明日であり、希望』であることを教えてくれているようです
前向きになる、アメリカらしい作品です

【追伸】
さらに深堀しました
監督さんはその前に「つばさ」という、タイトル通り”飛行機“を扱った映画を撮った人
第1回アカデミー賞作品賞の記念すべき映画です
キモサベ

キモサベ