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『紅の翼』に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

3.3
サンフランシスコへ戻る飛行機。
多種多様の人間が同席。
そんな中、飛行機のマシントラブルが!🛩

パニックムービーの要素はほんの少し。
グランドホテル形式の群像劇の要素が強い。ウェルマン監督の他の作品群を眺めると、なるほど、丁寧に描く傾向にあるのがわかる。そう、丁寧。登場人物多い。そう、めっちゃ丁寧(笑)。。。過ぎる。


人間、こうした危機を迎えるとこれまでの人生を振り返るものなのか。登場人物たちのそれぞれの思いを描く。

個人的に面白かったのは、トレヴァーとスターリング。二人とも昔は美貌を振りまいていたであろうオールドミス。設定としてはトレヴァーはだぶん45歳くらい。スターリングは33歳と冒頭で言ってた。
オールドミスなりたてのスターリングは嘆き、振り切ったトレヴァーが溌剌としているのが楽しかった。トレヴァーはラストといい魅力満載😆
このオールドミス(言い方良くないよなあ)って女優達にとっても一度は通る壁で、本人たちは大変だろうが、どう乗り越えてどんな女優になっていくか、ファンとしては本当に興味をそそられる要素。女性陣からすると「ほっとけ!」と怒られそうだが🙇‍♂️、それだけドラマになる。


本作、冒頭で大まかに登場人物達が、さりげなく自己紹介をしてくれる。ほんと丁寧😅。

テンポがあればクライマックスも手に汗握ったかも。そうすると大傑作だったかもしれない。

ウェインはこういう映画の真ん中にいるのが似合う。本作では出しゃばっておらず好感触。


トレヴァー目的で、長尺ではあったが重い腰上げて観てみた。思っていたよりは観やすかった😊


タイトル「紅」ってトラブル時の羽のこといってるのかな?と思う。
Filmomo

Filmomoの感想・評価

4.2
①本作はまるで日活アクションのような邦題がついているが、多くの登場人物の人間群像を描きながら、航空事故に直面した乗員と乗客を描く「空のグランド・ホテル」である。ジョン・ウェインの製作会社バトジャック・プロの製作で、デューク自身は百戦錬磨のベテラン副操縦士という役どころ。製作年が1954年とあって、飛行機機内の様子や描写は今では考えられないくらいおおらかである。(機内喫煙はもとより、国内線とはいえ、ピストルをポケットに忍ばせて機内に持ち込んでいる者がいるとか、誰一人シートベルトもせずに機体の重量を減らすため、デッキドアを開けて荷物を投げ捨てるとか、コックピットの扉に鍵がないとか、高度を降下中もベルトせずお喋りしているとか)②序盤で乗客それぞれの人生行路が次々と紹介されてゆく。過去はフラッシュバック、現在は機内でのカット割りとなる。この群像模様が人によっては喜劇であり、また別の人は悲劇であり、というところが面白い。特に子供をベビーシッターに預け、何年ぶりかで旅行に来ていた夫婦のエピソードが面白い。4年間倹約して夫婦で旅に出る計画を立て、1日10ドルで子守を雇い、意気揚々と荷造りしたら船会社のストに遭い、荷物を減らすことになりつつも飛行機に乗り、夢の国に着いたら予算に合ったホテルは予約がバッティングしており、同姓の夫婦に取られ、旅程を短縮して予算オーバーのホテルにチェックイン。夜会服に身を包み、ダンス会場へ向かう階段で奥さんが足をくじき、ダンスは断念するもビーチへ行くと3日連続で雨。そこでいかがわしい、キス魔の夫婦客の餌食になり、その夫婦から身を隠してホテルから遠く離れたレストランで食事をするはめに。最終日に晴天に恵まれ、ヤケクソで延々日焼けをしたら妻は肩に夫は背中に重度の日焼け。この夫婦がこれを笑い話として隣の夫婦に語って聞かせる場面がなんとも哀しいやらおかしいやらで面白かった。③ディテール描写はともあれ、それぞれの人物が活きている。事故直前からずっと寝ている少年の存在もいいし、老けた自分を否定していたミスコンの元勝者が自分を受け入れ、化粧を落とす場面もいい(彼女は6年前の自分の写真を見て求愛してきた文通相手の男の元へ行く途中だった)。③航空士の計算ミスなども見つかり、手を尽くしたものの八方ふさがりになってから、百戦錬磨のデュークが腰を上げる。ここから終盤でデュークの独壇場となる。海上への着水を決めた、事故経験の無い機長と、わずか11分の余裕を生み出し、着陸を試みようと考えるデューク。だが、デュークが副操縦士であることには理由があった。その過去に囚われているため、デュークは一度は可能性を捨てようと考えるが・・・と、同時に乗客それぞれの心情の変化が描かれていき、147分を引っ張る人間ドラマが飽きさせず展開する。着水か?着陸か?その直前にもう1ドラマがあって、おなか一杯のフルコースを食べた印象だ。デュークのフィルモグラフィではかなりの大ヒット作となったそうだ。
ジョン・ウェイン主演の飛行機遭難もので、グランドホテル形式で展開されるがチト長い。あそこまで乗客に尺割くと、本筋の危機対処描写疎かになり、そこは物足りない。ディミトリ・ティオムキンのメインテーマ印象的。子供の救命胴衣を優しく口で膨らせる添乗員の優しさはGood。‬

『紅の翼』に似ている作品

キー・ラーゴ

製作国:

上映時間:

101分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.5

あらすじ

戦友の死を知らせるため、その父親と未亡人が経営する宿を訪れたフランク。だが、そこはギャングの隠れ家と化していた。取引を控えハリケーンの接近にいら立ったギャングたちは、未亡人たちに暴力を振る…

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