油淋鶏大盛り

砂の惑星の油淋鶏大盛りのレビュー・感想・評価

砂の惑星(1984年製作の映画)
3.0
シャラメ様の前に何十年かぶり。
昔、特撮ヒーローものとかロボットアニメで、主人公の心のつぶやきが、格好良くどんどん入って来る演出ってあったですよね。その感覚に近くて、しかも、ありとあらゆる登場人物から、心の声がもれまくりの演出が奇怪ながら、逆に楽しすぎる。それに慣れればCGなしの時代らしいSオペラ地上編。
当時、皆同じように思った、フラッシュゴードンのごとくキャッチーなテーマを期待して拍子抜けしたTOTOのサントラはもう今聞くと至極真っ当。決して前に出ず絵を邪魔しないし、舞台感に合ってる。Desert Themeのメロディ自体はいわゆるDペイチ節ですか。
それから、端役のヴァージニアマドセンの美しさはちょっと尋常じゃない存在感。