D.リンチ版をあえてこのタイミングで。
20年以上振りにみたかな。
ルーカスからStar Warsを撮らないかオファーされたのを蹴った後に作ったのがこれ。
癖のあるキャラが次々に出てきて矢継ぎ早に展開される陰謀劇はスリリングだが、肝心のデューンに到達する中盤から月並みなSFになっていく。
異形な者達はまさにD.リンチ世界の住人なんだが、スタジオSFの形式に閉じていて、他のリンチ作品みたいな悪夢Box感が薄い。
しかしその失敗作ゆえに、ドゥニ・ヴィルヌーブもリメイクを堂々と撮ることが正当化されるのかも。まだPart1も観てないが。
ショーン・ヤング出てるから、リンチもブレランは好きなのだろうか。
尖りまくったスティングは観る価値あり。