のりまき

アイム・ノット・ゼアののりまきのレビュー・感想・評価

アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)
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ボブ・ディランの映画というのは知っていた。ケイトがディラン役で絶賛されているのも。
学生時代入り浸っていた家の男の子がディラン大好きで、沢山沢山レコード(!)を聞かせてくれた。彼がアコギで歌ってくれるオリジナル曲もかなりディランに影響されてた。
以下当時の感想。
「二度と見ねえこんなクソ映画!ボブ・ディランとケイトに頼った中身空っぽのカッコつけのつまんねー映画。こんなの褒める奴がいたら後ろ足で砂かけちゃる!」
まあ、怒ってますね。
ケイト・ブランシェットは素晴らしかった。最初こそ声を作っているけど、見た目をそんなにいじっている訳では無いのにイカれた漂白者の男にしか見えなくなっていく。
そしてボブ・ディランの音楽も凄い。
形ではなく魂。
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